値段の違いは品質の違いと見ていいでしょう。例えば20インチ程度のミニサイクル車はおおむね3万円前後しますが、安売りなど廉価版のミニサイクル車は1万円以下で売られています。この2つでは耐久性に大きな差が出てきます。
例えば雨ざらしで半年放置した場合では、3万円のものはステンレス部分が少々くすむ程度ですが、1万円のものは赤錆が浮いてきます。これはステンレスのコーティング(メッキ)が廉価版では薄いため、水分が貫通してしまうためです。
一方ヨーロッパで作られたミニサイクル車などは10万円以上する場合がありますが、これはカーボンフレームなどのスペシャルパーツや有名デザイナーによるデザイン、ブランドネームによるプレミアムなどが加味されるためです。
自転車も値段によって乗り心地や所有の喜びが違ってきます。予算に応じた自転車を購入しましょう。
自転車の原型といえるものは、1818年にドイツで生まれまし
た。カール・フォン・ドライス男爵が自転車を発明し、特許を
取得したのです。これが確認できる最も古い自転車ですが、ペ
ダルはなく、地面を直接足で蹴って進んだそうです。
1885年にイギリスのジョン・ケンプ・スターレーが発表した、
ローバー安全型自転車が現在の自転車の原型とされています。
なお、1732年に彦根藩士の平石久平次時光が三輪の乗り物を製作して走らせたという記録が残っていますが、現物が残っておらず、ヨーロッパでの自転車に何ら影響を与えていないことから、自転車の原型とは認められていません。
平地では、2002年にカナダのサム・ウィッティンガムが、カウリング付きの自転車で130.36km/hを達成しています。
ダウンヒルでは、2007年にオーストラリアのマルクス・ストエケルが、マウンテンバイクで210km/hを達成しています。
前走車付きの平地では、1995年にオランダのフレッド・ロンベルバーグが記録した268km/hが公式最高速度です。
でも普通の自転車は10〜30km/h程度、競技用自転車でも50〜70km/h程度です。
ちなみに公道では自転車にも最高速度制限(30km/h)が存在しますので、違反すれば警察の取り締まりの対象になります。
最高速チャレンジをする場合は、公道ではない安全な場所で、自己責任で行なってください。
人間が自分の力で駆動する乗り物で、狭い意味では二輪車
とされています。
自転車と名前がついていても、50ccバイクなどの原動機付自転車のほか、身体障害者用の車いす、歩行補助車、小児用のおもちゃの車などは自転車には含みません。
ただしスポーツ・曲技用の一輪車は、道路交通法には含まれていないものの日本工業規格には含まれているため、自転車に分類されています。
詳しくはWikipediaの道路交通法、日本工業規格(JIS)をご覧下さい。
〒980-0804
宮城県仙台市青葉区大町
2-15-40-304
TEL: 022-267-3712
FAX: 022-267-3715
E-mail: mck@dolphin.ocn.ne.jp